科学研究費補助金

大学の研究者って,いつも本読んでるイメージがあるかもしれませんが,
研究するにも,いろいろあって,お金がかかるんです。
書籍を買うのももちろん,学会に行く旅費,様々な消耗品,
パソコンや教育機器といった備品,何をするにも結構お金がかかります。
 
毎年,大学から教育研究経費ということで,いくらかもらえるのですが,
国立大学法人になってから,この教育研究経費というのも,激減しています。
教育研究経費という名前の通り,研究だけでなく,教育活動にも使うわけで,
講義資料の印刷や,学生の資料のコピーなどなど,必要なお金は多く,
なかなか,研究のほうまで,回らないというのが実状です。
 
私も,決して研究費が潤沢な訳ではなく,
学会に参加するための旅費や,個人的な研究用の書籍費は,ほぼ自腹です。
こういった出費が,我が家の家計を圧迫しているのですね,,,。
 
で,こういった研究経費の不足を補うために,外部競争資金というのがあります。
つまりは,大学から研究経費をもらうのではなく,外部の様々な機関に,
自分の研究計画などをもって,応募することによって,それが採択されれば,
研究経費がもらえるという制度です。
 
この外部競争資金の中でも,最も一般的なのが,科学研究費補助金というもので,
これに応募して,採択されれば,結構まとまった研究費を得ることができます。
 
しかし,,,,,。
私は,この科学研究費補助金の応募に,現在6連敗中です。
毎年,せっせと申請書類を作って応募するのですが,なかなか採択されません。
大学内の競争資金(学内でも同じような制度はある)では,
いくらかなりの研究費をもらったことはあるのですが,
この科学研究費補助金だけは,私にとって強敵です。
 
といっても,もっと研究計画の立て方や,これまでの実績がちゃんとしていれば,
採択されるはずなのですが,,,,。私の未熟さのせいですね,,,,。
 
で,今年もこの科学研究費補助金の申請の時期が近づいてきて,
今日は,その説明会に行ってきました。
大学内の,採択選考の経験者の教授から,計画書の書き方や,注意点など,
レクチャーしてもらいました。
何とか,今年こそは,科学研究費がもらえますように,,,,(神頼み)
 
というわけで,

【本日の反省】
「お金(研究費)をもらうには,しっかり研究しなければ,」
でも「研究するにはお金が必要」
このジレンマを脱するためには,
まず,(CDなんかの)無駄遣いをやめましょう