教職大学院セミナー

昨日,11月17日は,鹿児島大学で,
教職大学院セミナーという行事がありました。
具体的には,教員養成改革の1つとして検討されている
教職専門職大学院というものを,
鹿児島大学教育学部にも設置するために,
その設置目的や海外の大学の事例などを勉強する会です。
 
第1部は,韓国の教員養成に学ぶということで,
韓国の教員養成の中心的な役割を担う2つの大学から,
先生方を招いて,韓国での教員養成,現職再教育のシステムを,
紹介してもらうという内容でした。
 
第2部は,文部科学省から,専門家を招いて,
日本で検討されている教職専門職大学院のしくみや,
設置のための条件などについて,講話をしてもらうという内容でした。
 
私は,よく分かりませんが,このセミナーの実行準備の
仕事をすることになり,昨日まで,正確には今日までですが,
連続した出張の合間を縫って,準備に当たってきました。
 
今回のセミナーは,大学関係者だけでなく,県や市の教育委員会関係者,
附属学校の教員も対象としたものだったので,
結構大きなイベントだったと思います。
外国や文部科学省から専門家を招聘するということもあって,
なかなか,大変な仕事だったと思います。
 
私は,韓国の大学との交流協定のプロジェクトにも参加していましたので,
今回は特に,韓国の大学から招いた先生方への対応が,仕事でした。
先日,韓国へ出張したのも,このセミナーの打合せというわけです。
 
でも,実際に,外国の大学から先生を招くというのは,
結構大変な仕事で,セミナーでの発表内容の打合せから,
宿泊,レセプション,観光の案内まで,やることは山ほどありました。
韓国へいっしょに出張した先輩の先生といっしょに準備しましたが,
招聘した先生方も,これまでの交流でよく知った方々で,
私たちがこれまで韓国を訪れたときには,すごくよくしてもらっていたので,
気合を入れて,おもてなししなければ,,,,とがんばりました。
 
結果的には,
何とかセミナーのほうも無事終了することができましたし,
夜のレセプションやその後の飲み会も満足してもらえました。
観光する時間は,ほとんど取れなかったのですが,
それでも,鹿児島の温泉を体験してもらったり,
ショッピングを楽しんでもらったり,満足いただけたようです。
 
今日の朝,空港までお送りして,今回のセミナーは終了ということでしたが,
韓国の大学の先生方とは,かなり,心を通じさせることができたと思います。
たぶん,自己満足ではなく,,,,。
 
ちまたでは,日韓関係がよろしくないとか,いろいろ言われていますが,
実際に,向こうへ行ったり,また,こちらへ招いたりして,
交流してみると,政治レベルでのゴタゴタなんかは,
あまり関係ないな,と思います。
これまで交流してきた韓国の大学の先生方とは,
これからも,研究を通して,よいパートナーになっていければ,
と思う今日この頃です,,,。
 
というわけで,

【本日の反省】
国が違えば,文化も考え方も違います。
あれこれ考えるのではなく,実際に交流するのが
外国の人と仲良くなるために,大事なことかもしれません。
決して,焼肉が食べたいというだけで,
韓国へ出かけてはいけません。