小学校の先生方と

昨日のことになりますが,
鹿児島市の八幡小学校というところへ出かけてきました。
以前,このブログにも書いた柁城小学校と
同じ文部科学省の研究指定を受けた学校で,
研究授業と授業研究会があるということで,
うちの研究室のゼミ生を連れての参戦です。
 
研究授業は,採用2年目の若い先生が,
1年生のひき算を題材にして行いました。
2年目とは思えないくらいしっかりした授業で,
1年生のちびっ子たちも真剣そのものでした。
 
授業研究では,その授業をもとに,
いろいろな視点から討議が行われます。
ひき算が題材だったので,減加法,減々法といった
ひき算の手法の指導が焦点でした。
この減加法,減々法については,私も講義の中で扱いますが,
いろいろと講義で話をしても,学生にとっては
なかなかイメージしにくいようで,伝わりにくいところです。
でも,昨日は,実際に授業を見ての議論でしたから,
参加したうちの学生さんにも,とても勉強になったと思います。
 
なかなか充実した授業研究会だったのですが,
昨日は,うれしいことにその後の学校の先生方の
打ち上げの飲み会にも誘っていただきました。
誘われたら断らないことを信念としている私としては,
参加するしかありません。
 
というわけで,夜の部も八幡小学校の先生方と盛り上がりました。
研究指定を受けて,学校全体で研究に取り組むというのは,
想像以上にエネルギーの要ることなのですが,
さすがは研究指定を受けることのできる学校の先生方です。
飲み会の間も,熱い議論が交わされ,
私も,ああだこうだと楽しく議論しながらお酒を飲むことができました。
現場の先生方と話していると,いろんな指導上の悩みや
普段考えていることなどを聞くことができて,
私自身の研究の上でも,非常に刺激を受けます。
「教育研究は現場から」というのは,私のポリシーでもありますが,
その想いを一層強くした1日でした。
八幡小学校の先生方,また,誘ってくださいね,,,。
 
というわけで,

【本日の反省】
学校現場の先生の話を聞いて,刺激を受けながら,
日々,自分の研究に取り組みましょう。
しかし,飲み会で遅くなって奥さんに叱られることのないよう
十分注意しましょう。