教員研修

皆さんこんにちは。
またまた久しぶりの助さんです。
 
今日は,先日行われた教員研修のお話。
 
平成18年度の文部科学省の委託事業,
わかる授業実現のための教員の教科指導力向上プログラム
というのがあります。
我が鹿児島大学教育学部も,鹿児島県教育委員会と連携して,
この事業の採択を受けました。
で,準備をいろいろと進めていたわけですが,
その具体的な形といえる教員研修プログラムが,
2月3日の土曜日に,鹿児島大学で実施されたわけです。
 
この事業では,教員の教科指導力を向上し,
子どもたちにわかる授業を実現するために,
新しい教員研修の形を模索するという目的があります。
で,今回取り組んだのが,
協働的授業研究に焦点化した教員研修ということで,
授業研究を通して,教員の資質向上を図ろうというものです。
 
授業研究をするということは,
当然その授業研究の対象となる授業があるわけで,
今回はその授業について,大学教員による模擬授業を行い,
研修に参加した教員が生徒役になって授業を受ける
という研修でした。
 
数学教育学担当の私は,
当然数学の模擬授業を担当したわけですが,
研修に参加する教員のリストを見てびっくり,
半数以上が,指導主事や管理職クラスの人たちではないですか。
若干38歳の私が,そんな偉い人たち相手に,模擬授業,,,,。
考えただけでも,身が凍る思いです。
 
でも,実際やってみると,受講している教員のレベルが高いので,
充実した模擬授業,授業研究を実施することができました。
もちろん,知り合いの指導主事の先生方も,協力的に参加してくれて,
私としては,ホッとしました。
 
よく大学の教員は,理論ばかりを先行させて,
実際の教育現場では使えないようなことばかり研究している
といわれることがありますが,
こうやって,理論を基に作った授業を実践して見せて,
実践を通して理論を学んでもらう,ということが,
本当に大事なんだと感じる1日でした。
 
私の研究分野は,数学教育学,,,,。
これからも,現場ベースで研究して行きたいものです,,,。
 
というわけで,

【本日の反省】
大きなプロジェクトを1つ終えたからといって,
気を抜いてはいけません。
日々努力して,実践的な研究を進めていきましょう。
決して,とりためたビデオを消化するために徹夜,
なんてことのないように気をつけましょう。