わかる授業のための,,,,

ご無沙汰しております。
助です。
 
相変わらずの多忙のため,
ここも毎度のごとく放置状態ですが,
今日は,一仕事片付いたので,
久々の更新です。
 
昨年9月から取り組んできた
わかる授業実現のための教員の教科指導力向上プログラム
という長いタイトルの事業が,
ようやく今日,最終報告会,シンポジウム
という形でまとまりました。
 
2月のブログにもあるように,
教員の資質向上のための教員研修プログラムの開発が,
この事業の大きな柱な訳ですが,
今日は,この半年間の取り組みのまとめの報告会,
シンポジウム,文部科学省から先生を招いての講話と,
多彩なメニューでのまとめの会でした。
 
昨年9月の採択から,推進委員会の組織,
教員研修プログラムの開発と試行実施,
また,研修の評価に関する枠組み作り,,,,
あれよあれよという間の半年間でしたが,
何とか成果をまとめることができました。
今日は,県教育委員会等学校関係者,大学の教員,
大学院生や学生など,もろもろ含めて,150人もの
参加者があり,シンポジウムも盛り上がりました。
何とか成功といえるのではないでしょうか?
 
この事業に取り組んでみて,
教育現場に対して大学の果たす役割というものを,
深く考えることができました。
大学という殻にこもってしまうのではなく,
現場から出発して,課題を見つけ,
研究したことを現場に返していく,,,
という自分自身の研究者としてのスタンスを
確認することもできました。
 
しかし,大学の教員が考えることと学校現場の先生が考えることの
間には,まだまだ,ギャップがあることも確かです。
子どもの学力向上のためには,今後も解決していかなければ
ならない課題がたくさんあることを勉強できました。
また,県教育委員会や県総合教育センターの先生方と
異なる専門の立場から,共通したテーマ「学力向上」について
話し合うことができたのは,一研究者としての
私自身,とても得るところが多かったと思います。
 
このプロジェクトは,一応,1年間のプロジェクトでしたが,
来年度も,内容を拡充して,取り組んでいくことが決まっています。
今年の経験を活かして,更に質の高い教員研修,
さらに,子どもたちの学力向上に貢献できるプロジェクトに
していきたいと思っています。
 
それから,この事業に関わって,
様々な側面から協力いただいた県教育委員会の先生方,
県総合教育センターの先生方,学校現場の先生方,
このプロジェクトのメンバーをはじめ,教育学部の先生方,
運営面をサポートしてくれた院生,学生の皆さんに,
深く感謝したいと思います。
ありがとうございました。
 
と,まあ,今日は,一仕事終えたこともあって,
少々まじめな日記でしたが,
また新年度から,がんばってみようかと思います。
 
というわけで,この辺で,,,

【本日の反省】
ひとつひとつのプロジェクトを大切に,
常に,学校現場に貢献できる研究を意識して,
日々努力していきましょう。
いろいろ言う人もいるかもしれませんが,
真摯に耳を傾けつつ,,,でも,
決して自分のポリシーを曲げてはいけません。